わたしたちの想い
今回の華展では、従来とは趣向を大きく変え、作品を「鑑賞する」だけでなく、来場者の皆さまに「参加して楽しんでいただく」ことを大切にしました。大型の作品展示や、お子さま向けのワークショップを通じて、より多くの方々に芸術を身近に感じていただければと思っています。
“いけばな”というと、「伝統文化だから敷居が高い」「特別な人だけが楽しむもの」といったイメージを持たれることもあります。しかし、私たちは、もっと自由で、もっと気軽に花と触れ合える場を作りたいと考えました。今回の企画では、作品を通じて、出瓶者と来場者が一体となり、会場全体があたたかくつながるような時間を提供できればと願っています。
これからも新しい挑戦を続けながら、すでにいけばなを嗜まれている方も、これまでいけばなに触れたことがない方々にも、その魅力を広く伝えていきたいと思っています。どうぞ、会場でたくさんの作品と出会い、いけばなの持つ力を感じてください。
皆さまのご来場を、心よりお待ちしております。

